旧古河庭園 秋のバラフェスティバル2026|値段は150円?駐車場なしの行き方と混まない時間を徹底ガイド

コンドル設計の洋館を背に、約100種200株のバラが咲く。その景色が入園料150円で見られるのが旧古河庭園です。都内の庭園でここまでコスパのいい場所は、ちょっと他に思い当たりません。
ただ、行く前に知っておきたいことがいくつかあります。駐車場が一台もないこと、園内が斜面でベビーカーだと進みにくい区間があること、そして混雑期は三脚が使えない可能性があること。この3つを知らずに行くと、現地で予定が崩れます。
この記事では、東京都が発表した2026年の公式情報をもとに、値段の全パターン、音楽会や早朝ガイドの日時、混みにくい時間帯、駅からの行き方までまとめました。今年は開園70周年と国名勝指定20周年が重なる記念年で、企画も例年より多めです。

150円って本当?洋館に入るのも込みなの?



庭園は150円で合っています。ただ洋館は別料金なので、そこはボクが整理しておきました
- 入園料150円の中身と、洋館・年間パスポート・六義園とのセット券の値段
- 秋バラの音楽会(10/18)と早朝の庭さんぽ(申込は10/1から)の日時
- ローズガーデンマーケットと70周年スタンプラリーの内容
- 混みにくい時間帯と、避けたほうがいい日
- 駐車場がない前提での5つの行き方
- 知らないと注意される撮影ルールと、ベビーカーで気をつけたい場所
— PR — 本記事にはアフィリエイト広告を含みます
旧古河庭園 秋のバラフェスティバル2026の基本情報
まず全体像から押さえましょう。会期は4週間弱と長めなので、日程には比較的余裕があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年10月10日(土)〜11月6日(金) |
| 開園時間 | 9時00分〜17時00分(最終入園16時30分) |
| 場所 | 旧古河庭園(東京都北区西ヶ原1-27-39) |
| 入園料 | 一般150円/65歳以上70円(小学生以下・都内在住在学の中学生は無料) |
| バラ | 約100種200株 |
| 休園日 | 年末年始(12月29日〜1月1日)のみ、会期中は無休 |
| 駐車場 | なし |
| アクセス | JR上中里駅・東京メトロ南北線 西ヶ原駅から徒歩7分 |
洋館を設計したのは、鹿鳴館やニコライ堂を手がけた英国人建築家ジョサイア・コンドル。日本庭園は平安神宮神苑や無鄰菴を作庭した京都の庭師、七代目小川治兵衛の手によるものです。高台に洋館、斜面にバラ園、低地に日本庭園という配置で、和と洋を一度に見られるのがこの庭園の特徴になっています。
値段は本当に150円?券種ごとの料金を整理
結論から言うと、庭園の入園料は一般150円です。イベント期間中の追加料金もありません。ただし洋館の中に入る場合は別料金なので、そこだけ注意してください。
| 券種 | 値段 | 内容 |
|---|---|---|
| 入園料(一般) | 150円 | 庭園全体。バラ園も日本庭園も含む |
| 入園料(65歳以上) | 70円 | 年齢確認できるものを提示 |
| 小学生以下・都内在住在学の中学生 | 無料 | 子連れの負担が小さいのは大きな利点 |
| 団体(20名以上・一般) | 120円 | 名簿の提示が必要 |
| 年間パスポート(旧古河庭園のみ) | 600円 | 4回行けば元が取れる計算 |
| 都立9庭園共通 年間パスポート | 4,000円 | 六義園や浜離宮も含む9庭園 |
| 園結びチケット(旧古河庭園・六義園共通) | 400円 | 期限なし。2園まとめて回るとき用 |
| 洋館 | 別途 | 大谷美術館が管理。金額は公式で確認 |
注目したいのが年間パスポート600円です。1回150円なので、4回行けば元が取れます。秋バラだけでなく、11月下旬からの紅葉、冬の雪吊り、春バラと季節ごとに表情が変わる庭園なので、近所に住んでいる人ならこちらのほうが得になる可能性が高いです。
なお、10月1日の都民の日は無料公開日ですが、バラフェスティバルの開幕は10月10日なので日程は重なりません。無料で入れる日を狙うなら、バラの見ごろとは別の話になります。
期間中に行われるイベント5つ
今年のフェスティバルでは5つの企画が用意されています。日時が決まっているものから先に押さえておきましょう。
秋バラの音楽会(10月18日)
10月18日(日)の12時と15時、各回約30分。芝生広場でクラリネット四重奏「Quartetto MOMO」の演奏があります。参加費は無料で、入園料だけで聴けます。申込は不要で、時間になったら芝生広場に集まる形です。
雨天中止で、中止の場合は公式Xで告知されます。この日は庭園全体が混みやすくなるので、静かに見たい人はむしろ避けるという選択もありです。
庭さんぽ 早朝のバラ園で香りを楽しむ(申込は10月1日から)
これがいちばん贅沢な企画だと思います。10月24日(土)、28日(水)、31日(土)の朝8時集合で約60分。開園前の時間帯に、庭園職員の解説を聞きながらバラ園を回ります。しかも特別に花壇の中に入って、香りを直接嗅がせてもらえます。
- 定員:各日30人程度(応募多数の場合は抽選)
- 参加費:無料(入園料は別途)
- 応募期間:10月1日(木)10時〜10月15日(木)17時
- 申込:公式サイトの専用フォームから事前申込制
- 1組につき最大3名まで
- 当落は応募者全員にメールで通知(実施日の1週間前まで)
ローズガーデンマーケット(期間中毎日)
臨時売店で、10時から16時30分まで。場所は園内案内看板前から洋館付近にかけてです。バラのグッズやスイーツが並びます。荒天の日は中止になります。
開催日が限定されている店舗もあって、その日程は公式サイトと公式Xで順次発表される予定です。特定のお店が目当てなら、直前に確認してから出かけてください。
庭園ガイド(期間中毎日)
ボランティアガイドが日本庭園を中心に案内してくれます。所要は約60分、参加費無料、定員20名程度の先着順です。
| 曜日 | 開始時刻 | 集合場所 |
|---|---|---|
| 月曜〜金曜 | 14時 | サービスセンター前・ベビーカー置き場付近 |
| 土曜・日曜・祝日 | 11時/14時 | 同上 |
バラだけ見て帰る人が多いのですが、この庭園は日本庭園側もかなり見応えがあります。心字池、大滝、枯滝と見どころが詰まっているので、時間が合うならガイドに乗ってしまうのが効率的です。雨天は中止になります。
スマホアプリ「旧古河バラコレ」と70周年スタンプラリー
「旧古河バラコレ」は、自分で撮ったバラの写真を品種別にコレクションできるアプリです。園内の約100品種の解説も読めます。App StoreとGoogle Playから無料でインストールできます。
もうひとつ、70周年記念のデジタルスタンプラリー「和と洋の庭めぐり帖」が10月10日から12月28日まで開催されます。園内でクイズや写真撮影に参加してスタンプを集め、すべて集めると抽選で記念品がもらえます。外れてもデジタルコンテンツがもらえる仕組みです。参加にはスマートフォンが必要で、通信費は自己負担になります。
混雑を避けるならいつ行く?狙い目の時間帯
都心の庭園なので、土日の昼はそれなりに人が入ります。以下は公式スケジュールと開園時間をふまえた予想です。
| 曜日 | 時間帯 | 混雑度 | コメント |
|---|---|---|---|
| 平日 | 9:00〜11:00 | 低 | いちばん静か。写真を撮るならこの時間 |
| 平日 | 13:00〜15:00 | 低〜中 | 14時の庭園ガイドに合わせやすい |
| 土日祝 | 9:00〜10:30 | 中 | 週末で唯一ゆっくり回れる時間 |
| 土日祝 | 11:00〜15:00 | 高 | ピーク。バラ園の撮影待ちが出ることも |
| 土日祝 | 15:30〜16:30 | 中 | 帰る人が増えて落ち着く。夕方の光もきれい |
いちばんのおすすめは平日の午前中です。開園直後の9時台なら、洋館とバラを人が入らない状態で撮れる可能性が高くなります。
逆に予定が崩れやすいのは、音楽会がある10月18日(日)と、10月下旬から11月上旬の土日です。秋バラの見ごろがちょうどこのあたりに重なるので、人出が集中します。
知らないと注意される撮影ルール
ここは先に読んでおいてほしい部分です。旧古河庭園は国の名勝に指定された文化財庭園なので、撮影に関するルールが一般の公園より厳しめに設定されています。
- 混雑期は、三脚・一脚・自撮り棒を使った撮影が禁止される期間があります
- 撮影会(モデル撮影会を含む)、コスプレ撮影、無許可の婚礼撮影はできません
- 建物や添景物の保護のため、撮影や写生を断っている場所があります
- 商業目的の撮影は、撮影日の2週間前までに申請が必要です
秋バラの時期は年間でも混む期間にあたるため、三脚の禁止期間に該当する可能性があります。カメラをしっかり構えて撮りたい人は、公式サイトのお知らせページで2026年の禁止期間を確認してから出かけてください。手持ちでの撮影自体は問題ありません。
そのほか、ペットを連れての入園、園内での敷物の利用、酒類の持ち込みも認められていません。ピクニック気分ではなく、静かに鑑賞する場所と考えておくのがちょうどいいです。
持ち物と服装
園内は武蔵野台地の斜面を活かした造りで、階段や勾配がかなりあります。高低差を上り下りすることを前提に準備しましょう。
- 歩きやすい靴(洋館のある高台と日本庭園の低地を行き来します)
- 羽織もの(10月下旬以降の朝夕は冷えます。早朝の庭さんぽに参加するなら必須)
- モバイルバッテリー(スタンプラリーもアプリも撮影もスマホを使います)
- 折りたたみ傘(音楽会と庭園ガイドは雨天中止ですが、庭園自体は開いています)
- 小銭または電子マネー(マーケットでの買い物用)
子連れ・ベビーカーで行くときの注意点
小学生以下は入園無料なので、家族で行っても大人の分だけで済みます。ただ、地形の面では気をつけたい点があります。
- 園内には階段や急な勾配が多く、ベビーカーで回れないルートがあります
- 公式サイトでバリアフリーマップが配布されているので、事前に通行できるルートを確認しておくと安心です
- サービスセンター前にベビーカー置き場があります。日本庭園側は抱っこ紐に切り替える手もあります
- 敷物を広げてのお弁当はできません。休憩は近隣の飲食店を使う前提で考えてください
- アプリのバラ図鑑やスタンプラリーは、小学生くらいの子なら楽しめる内容です
庭園自体は30分から1時間もあれば一周できる規模です。子どもが飽きる前に回りきれるサイズ感なので、その意味では子連れ向きだと思います。
アクセスと駐車場
最寄り駅の選択肢が多いのがこの庭園の便利なところです。5つのルートがあります。
| 駅・バス停 | 徒歩 | 特徴 |
|---|---|---|
| JR京浜東北線 上中里駅 | 約7分 | 最短のひとつ。比較的すいている駅 |
| 東京メトロ南北線 西ヶ原駅 | 約7分 | 同じく最短。都心から乗り換えが少ない場合はこちら |
| JR山手線 駒込駅 | 約12分 | 六義園とセットで回るならこの駅が起点 |
| 都電荒川線 飛鳥山 | 約18分 | のんびり行きたいとき。飛鳥山公園に寄れます |
| 北区コミュニティバス「旧古河庭園」 | すぐ | 駒込駅から約5分、王子駅から約20分。20分間隔 |
駐車場はある?公式に「ございません」と明記されています
旧古河庭園に駐車場はありません。公式サイトにはっきりそう書かれています。来園者用のスペースは一台分もないので、車で行く計画は最初から外しておいてください。
周辺は住宅街で、コインパーキングも小規模なものが点在する程度です。バラの見ごろにあたる土日は、探し回って時間を失う可能性が高くなります。駅が5つ使えるので、電車で行くのがいちばん失敗しにくい選択です。
駒込・六義園とセットで回る
旧古河庭園だけだと1時間ほどで見終わってしまうので、半日使うなら六義園とセットにするのがおすすめです。駒込駅を挟んで反対側にあり、歩いて移動できる距離です。
2園を回るなら「園結びチケット」400円が用意されています。期限がないので、片方を先に使って後日もう片方、という使い方もできます。六義園は紅葉の名所でもあるので、11月に入ってからならバラと紅葉を一日で回収できる組み合わせになります。
園内で敷物を広げての飲食はできないので、食事は駒込駅周辺で取る前提で組んでおくとスムーズです。



庭園内にレストランはありません。お腹が空く時間に行くなら、先にお店を決めておくと動きやすいです
近くのお店を予約するなら
半日で回るモデルコース
平日の午前中に行く前提で、旧古河庭園と六義園を組み合わせたコースを作ってみました。
いちばん人が少ない時間。洋館とバラ園を人が入らない状態で撮るならここです。
斜面を下ると空気が一変します。心字池、大滝、枯滝を見て回ります。
10時開店なので、このタイミングならまだ空いています。バラのグッズやスイーツを回収。
徒歩12分ほど。園内では食事ができないので、ここで一度腰を落ち着けます。
園結びチケットを使えば2園で400円。11月なら紅葉も見ごろに向かいます。
ほかのバラ園や、都内の紅葉スポットの記事もあわせてどうぞ。
よくある質問
- 入園料はいくらですか?イベント期間中は上がりますか?
-
一般150円、65歳以上70円で、バラフェスティバル期間中の追加料金はありません。小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料です。ただし洋館の中に入る場合は別途入館料がかかります。洋館は大谷美術館が管理しているので、料金と開館日はそちらの公式サイトで確認してください。
- 駐車場はありますか?
-
ありません。公式サイトに「駐車場はございません」と明記されています。周辺も住宅街でコインパーキングは小規模なものだけなので、電車で行くのが確実です。上中里駅と西ヶ原駅から徒歩7分、駒込駅から徒歩12分、北区コミュニティバスなら「旧古河庭園」下車すぐです。
- 混まない時間帯はいつですか?
-
平日の午前中、とくに開園直後の9時台がいちばん静かです。土日しか行けない場合は9時から10時半までを狙ってください。音楽会がある10月18日(日)と、10月下旬から11月上旬の土日は人が集中しやすい時期になります。
- 三脚を使って撮影できますか?
-
混雑期は三脚・一脚・自撮り棒を使った撮影が禁止される期間があります。秋バラの時期は混雑期にあたる可能性が高いので、公式サイトのお知らせページで2026年の禁止期間を確認してから出かけてください。手持ちでの撮影は問題ありません。なお撮影会やコスプレ撮影は文化財庭園のため認められていません。
- 早朝の「庭さんぽ」に参加するには?
-
公式サイトの専用フォームから事前申込が必要です。応募期間は10月1日(木)10時から10月15日(木)17時まで。実施日は10月24日・28日・31日の朝8時集合で、各日30人程度の定員です。応募多数の場合は抽選になり、当落は応募者全員にメールで通知されます。1組につき最大3名までです。
- お弁当を食べたりペットを連れて行ったりできますか?
-
どちらもできません。国の名勝に指定された文化財庭園のため、ペット同伴での入園、園内での敷物の利用、酒類の持ち込みはいずれも認められていません。食事は駒込駅や上中里駅の周辺で取る前提で予定を組んでください。
まとめ
- 会期は2026年10月10日(土)〜11月6日(金)、9時〜17時(最終入園16時30分)
- 入園料は一般150円。イベント期間中の追加料金なし。洋館のみ別料金
- 音楽会は10月18日(日)12時・15時。庭さんぽの申込は10月1日〜15日
- ローズガーデンマーケットは期間中毎日10時〜16時30分
- 狙い目は平日の午前中。土日なら9時〜10時半
- 駐車場はなし。混雑期は三脚が使えない可能性があるので事前確認を



150円でこれだけ見られるなら、年パス600円も悪くないかも



4回で元が取れる計算です。秋バラのあとは紅葉、冬は雪吊りと続くので、通う価値はあると思います











