国際美術展TOKYO ATLAS 2026|観覧無料?草間彌生の展示場所と月曜休の注意点・回り方を徹底ガイド

草間彌生の《ナルシスの庭》が、お台場の砂浜に並びます。しかも観覧は無料。この秋の東京で、いちばんコスパが良さそうなアートイベントかもしれません。
ただ、気をつけたい点がひとつあります。このイベントには月曜休みが設定されていて、しかも祝日の関係で休みの曜日がずれる週があります。会場も台場・青海・天王洲の3エリア6会場に分かれているので、何も調べずに行くと、たどり着けない会場が出ます。
この記事では、東京都の発表をもとに、どの会場で何が見られるのか、休館日はいつなのか、3エリアをどう回るのかを整理しました。

草間彌生の作品がタダで見られるの?何か裏がありそう



公式に「観覧無料」と書かれています。ただ一部に有料プログラムもあるので、ボクが整理しておきました
- 観覧無料の範囲と、有料になる部分について分かっていること
- 草間彌生の作品が展示される会場と作品名
- 3エリア6会場それぞれの見どころ
- 会期中の休館日リスト(祝日でずれる週あり)
- WHAT MUSEUMで開かれる関連企画「座標」の内容
- 3エリアをどう分けて回るかと、駐車場の考え方
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国際美術展 TOKYO ATLAS 2026の基本情報
読み方は「コクサイビジュツテン トウキョウ アトラス」。世界を支える神話上の存在アトラスと、地図帳という意味の両方が込められた名前です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 国際美術展 TOKYO ATLAS |
| 会期 | 2026年10月10日(土)〜12月20日(日)/72日間 |
| 休み | 月曜休(祝日の場合は翌火曜休/10月12日・11月23日は開場) |
| 観覧料 | 無料(一部に有料プログラムあり) |
| 会場 | 台場エリア・青海エリア・天王洲エリアの3エリア6会場 |
| 主催 | 東京都、東京国際文化芸術祭実行委員会、公益財団法人東京都歴史文化財団 |
| 位置づけ | 文化芸術祭「ARTE TOKYO」の一環 |
特徴は、美術館の中だけで完結しないところです。台場公園やお台場海浜公園といった屋外、テレコムセンタービルのアトリウム、さらには公園の地下駐車場まで会場になります。日常の都市空間に作品を差し込んで、街の景色と一体化させるという考え方で作られています。
観覧料は無料?有料になるのはどこ
結論から言うと、東京都の発表に「観覧無料(一部有料プログラムあり)」とはっきり書かれています。作品を見て回るだけなら、お金はかかりません。
ただし「一部有料プログラムあり」という但し書きが付いています。この有料部分が具体的に何を指すのかは、現時点では公表されていません。
- 屋外会場(台場公園、お台場海浜公園、青海南ふ頭公園)の作品鑑賞は無料
- テレコムセンタービル、アイルしながわ、WHAT MUSEUMでの展示も観覧無料の対象
- パフォーマンスやトークなど、一部のプログラムが有料になる可能性があります
3エリア6会場で何が見られる?
会場が離れているので、先にどこに何があるかを把握しておくと動きやすくなります。
| エリア | 会場 | 特徴 |
|---|---|---|
| 台場 | 台場公園・お台場海浜公園 | 屋外展示のメイン。歴史ある砲台跡と砂浜が舞台 |
| 青海 | テレコムセンタービル | 大規模なアトリウム空間を使った展示 |
| 青海 | 青海南ふ頭公園 | パフォーマンス系のプロジェクトが予定されている |
| 青海 | 地下駐車場(青海南ふ頭公園内) | 地下空間そのものを会場にする異色の展示 |
| 天王洲 | アイルしながわ | 都市空間を再活用した会場。映像インスタレーションなど |
| 天王洲 | WHAT MUSEUM | 関連企画「座標」の会場 |
草間彌生の作品はどこで見られる?
いちばん多くの人が気にしているのがここだと思います。公表されている情報では、草間彌生の作品は2会場に展示される予定です。
- 台場公園・お台場海浜公園:《ナルシスの庭》(1966年〜)
- テレコムセンタービル:《ヤヨイちゃん》(2012年)、《宇宙へ行って見た愛の花束》(2021年)
《ナルシスの庭》は無数のミラーボールを敷き詰めるインスタレーションで、1966年のヴェネツィア・ビエンナーレで発表された歴史的な作品です。それがお台場の水辺に置かれるとどう見えるのか、これは実際に行って確かめたくなります。
そのほかの参加アーティスト
草間彌生とイケムラレイコをはじめ、国内外からアーティストが集まります。公表されている作品の一部がこちらです。
- 趙要《精緻紅RGB(I&II)》(台場公園・お台場海浜公園)
- 石毛健太による音響インスタレーション(台場公園・お台場海浜公園)
- アブラハム・ポワンシュヴァル《La Bouteille》《ヤギの目》(青海南ふ頭公園)
- 笹岡由梨子による映像インスタレーション(アイルしながわ)
アブラハム・ポワンシュヴァルは、身体を使った長時間のパフォーマンスで知られるフランスの作家です。青海南ふ頭公園でのプロジェクトは、実施日が限られる可能性が高いので、狙うなら公式のスケジュール発表を待ってください。
関連企画「座標」はWHAT MUSEUMで
天王洲のWHAT MUSEUMで開かれるのが、関連企画の展覧会「座標」です。東京都がこれまで支援してきた新進気鋭のアーティスト、キュレーター、アートマネジメント人材が一堂に会します。
- 1階:海外派遣プログラムを経験した若手マネジメント人材が、会場周辺の地理的特徴を土台に新たなランドスケープを探る企画
- 2階:トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)等のプログラム参加経験を持つアーティストによる展示
- エントランス:公開制作やパフォーマンス
- 会期中:トークプログラムを多数実施
草間彌生のような大物を見に行くのが目的でも、この「座標」は寄っておく価値があると思います。これから名前が知られていく作家の、いまの仕事がまとめて見られる機会はそう多くありません。
月曜休みに注意|会期中の休館日一覧
ここが手間取りやすいポイントです。基本は月曜休みですが、祝日にあたる週は翌火曜が休みに振り替わります。整理するとこうなります。
| 月 | 休みの日 | 備考 |
|---|---|---|
| 10月 | 13日(火)、19日(月)、26日(月) | 12日(月・祝)は開場、翌13日が休み |
| 11月 | 2日(月)、9日(月)、16日(月)、24日(火)、30日(月) | 23日(月・祝)は開場、翌24日が休み |
| 12月 | 7日(月)、14日(月) | 会期最終日は20日(日) |
三連休を狙って行く人が引っかかりやすいのが、10月12日と11月23日の翌日です。「祝日の翌日なら空いていそう」と思って火曜に行くと閉まっている、という展開になります。
混雑を避けるならいつ行く?
会期が72日間あるので、日を選ぶ余地は十分にあります。以下は会期の構成と臨海エリアの特性からの予想です。
| 時期 | 混雑度 | コメント |
|---|---|---|
| 10月10日〜12日 | 高 | 開幕の三連休。話題性で人が集まる |
| 10月中旬〜下旬の平日 | 低 | いちばん落ち着いて回れる時期 |
| 11月の平日 | 低〜中 | 気候も良く、屋外展示を歩くのに適している |
| 11月下旬〜12月の土日 | 高 | お台場のイルミネーションと重なる |
| 12月の平日 | 中 | 夜のイルミネーションと組み合わせやすい |
| 12月19日・20日 | 高 | 最終週末。駆け込みで混みます |
屋外展示が中心なので、天気の良い平日がいちばん快適です。とくに10月下旬から11月にかけては、暑さも寒さも落ち着いていて歩きやすい時期になります。
一方で12月に入ると、お台場エリア自体がイルミネーションで混み始めます。アートをゆっくり見たいなら11月まで、アートとイルミネーションを両方回収したいなら12月の平日、という選び方になります。
持ち物と服装
屋外会場が多く、しかも海沿いです。10月と12月ではまったく必要なものが変わるので、行く時期に合わせて準備してください。
- 歩きやすい靴(台場・青海・天王洲の移動と、各会場内の徒歩が積み重なります)
- 風を通さない上着(臨海部の海風は想像より冷たいです。11月以降は必須)
- モバイルバッテリー(会場間の移動で地図を使い、撮影でも消耗します)
- 交通系ICカード(ゆりかもめとりんかい線を乗り継ぐ場面が出ます)
- 折りたたみ傘(屋外展示は天候の影響を受けます)
子連れで行くときのポイント
観覧が無料なので、家族で行っても交通費だけで済むのが大きいです。臨海エリアはもともと子連れに向いた地形でもあります。
- 台場エリアは道幅が広く舗装も整っているので、ベビーカーでも動きやすいです
- ミラーボールを敷き詰めた《ナルシスの庭》は、子どもにも分かりやすく楽しめる作品だと思います
- 屋外作品は基本的に触れないので、小さい子には先に伝えておくとトラブルになりにくいです
- 台場公園は海沿いで風が強い日があります。防寒は多めに用意してください
- トイレや休憩は、テレコムセンタービルやお台場の商業施設を使うと確実です
3エリア全部を子連れで一日で回るのは厳しいです。台場エリアだけに絞って、お台場の他の施設と組み合わせるのが現実的だと思います。
アクセスと駐車場
3エリアは離れています。どのエリアに行くかで使う路線が変わるので、目当ての会場から逆算して決めてください。
| エリア | 主な最寄り駅 | 備考 |
|---|---|---|
| 台場 | お台場海浜公園駅(ゆりかもめ)/東京テレポート駅(りんかい線) | 台場公園へは海浜公園から遊歩道を歩きます |
| 青海 | テレコムセンター駅(ゆりかもめ) | テレコムセンタービルは駅直結。青海南ふ頭公園も徒歩圏 |
| 天王洲 | 天王洲アイル駅(東京モノレール・りんかい線) | WHAT MUSEUMもアイルしながわも徒歩圏 |
台場と青海はゆりかもめで数駅なので、同じ日にまとめられます。天王洲だけは路線が違うので、別の日に分けたほうが無理がありません。
駐車場はどうする?
美術展の来場者用駐車場についての案内は確認できませんでした。臨海エリアには商業施設の有料駐車場が複数ありますが、会場が3エリアに分かれているので、車だと駐車と移動を繰り返すことになります。
ゆりかもめとりんかい線を使ったほうが効率的です。とくに12月のイルミネーション期間は、お台場周辺の駐車場が満車になりやすい時期でもあります。
食事はどうする?
台場エリアなら商業施設が揃っているので、食事に困ることはありません。天王洲は運河沿いにカフェやレストランが並んでいて、水辺の景色を見ながら休憩できます。
気をつけたいのは青海エリアです。テレコムセンター周辺は飲食店の選択肢がそこまで多くないので、ここを長く回る予定なら食事のタイミングを先に決めておくほうが安心です。



屋外を歩き回るイベントなので、温かいものを食べられる場所を1軒決めておくとラクです
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1日で台場・青海を回るモデルコース
天王洲は別日にして、台場と青海を一日で回るコースを組んでみました。
まずは砂浜側の屋外作品へ。《ナルシスの庭》は日差しがある時間帯のほうが映えます。
幕末の砲台跡が残る場所。歴史的な地形と現代アートが並ぶ、この展覧会らしい会場です。
屋外を2時間歩いたあとなので、ここで一度腰を落ち着けます。
駅直結のビル。アトリウムに展示される草間彌生の2作品を見ます。
地下空間を使った展示は、この美術展でいちばん珍しい部分だと思います。
12月ならこのままイルミネーションの時間帯へ。11月までなら早めに切り上げるのもありです。
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よくある質問
- 観覧は本当に無料ですか?
-
東京都の発表に「観覧無料(一部有料プログラムあり)」と明記されています。作品を見て回るだけなら費用はかかりません。ただし有料になるプログラムの内訳は現時点で公表されていないので、開幕前に公式サイトで確認してください。
- 草間彌生の作品はどこで見られますか?
-
台場公園・お台場海浜公園で《ナルシスの庭》、テレコムセンタービルで《ヤヨイちゃん》と《宇宙へ行って見た愛の花束》が展示される予定です。両方見るなら、ゆりかもめで台場から青海へ移動する流れになります。
- 休みはいつですか?
-
基本は月曜休みですが、祝日にあたる週は翌火曜が休みになります。10月12日と11月23日は月曜祝日のため開場し、翌日の10月13日と11月24日が休みです。三連休の翌日に行く予定なら注意が必要です。
- 全部の会場を1日で回れますか?
-
台場と青海はゆりかもめで数駅なので同じ日にまとめられますが、天王洲は路線が違うため別日にするのが無難です。屋外を歩く時間が長いので、2日に分けたほうが体力的にも余裕があります。
- 混まない時期はいつですか?
-
10月中旬から11月の平日がおすすめです。気候も良く、屋外展示を歩くのに適しています。開幕の三連休(10月10日〜12日)と、お台場のイルミネーションが始まる11月下旬以降の土日、最終週末の12月19日・20日は混みやすくなります。
- ARTE TOKYOとは何が違うのですか?
-
TOKYO ATLASは、文化芸術祭「ARTE TOKYO」(10月10日〜12月31日)の一環として開催される国際美術展です。ARTE TOKYOのほうが範囲が広く、臨海だけでなく日比谷・丸の内、代々木・渋谷でもプログラムが展開されます。臨海エリアに行くなら、両方を一度に楽しめる形になります。
まとめ
- 会期は2026年10月10日(土)〜12月20日(日)の72日間
- 観覧無料。ただし一部に有料プログラムあり(内訳は公式発表待ち)
- 草間彌生《ナルシスの庭》は台場公園・お台場海浜公園、他2作品はテレコムセンタービル
- 会場は台場・青海・天王洲の3エリア6会場。天王洲は別日にするのが無理がない
- 月曜休。10月12日・11月23日は開場し、翌13日・24日が休み
- 狙い目は10月中旬〜11月の平日。次のリリースは10月上旬の予定



無料で草間彌生が見られるなら、何回か通ってもいいかも



72日間ありますからね。台場と青海で1日、天王洲で1日という分け方がおすすめです











